💻 夕方になると「頭が重い」「目の奥が痛い」その正体は?
長時間のパソコン作業やスマホ操作で、
目の奥がズーンと重くなったり、こめかみが締めつけられるように痛むことはありませんか?
その多くは「眼精疲労性頭痛」と呼ばれ、
目の疲れだけでなく、首の深い筋肉や目の周囲の血流低下が関係しています。
やすまる鍼灸整骨院でも、デスクワーク中心の方からこの悩みを多く聞きます。
今回は、その原因とご自身でできるケア方法を紹介します。
🧠 目の疲れは「首の血流低下」から始まる
首には、脳と目をつなぐ血管や神経が集まっています。
長時間うつむいた姿勢でいると、
後頭部の深い筋肉(後頭下筋群)が硬くなり、
血流が悪くなってしまいます。
この筋肉はわずか1〜2cmと小さいのですが、
眼球の動きやピント調整にも関わるほど繊細。
つまり、首が固まる=目が疲れやすくなるんです。
🌿 眼輪筋と目の血流の関係
「眼精疲労性頭痛」は、単に目を使いすぎているだけでなく、
目のまわりの筋肉(眼輪筋)が硬くなることが大きな原因のひとつです。
眼輪筋はまぶたの開閉や瞬きを司る筋肉で、
集中して画面を見続けるとまばたきの回数が減り、
筋肉がこわばって血流が悪化します。
さらに、目の周囲は頭部の神経や細い血管が密集しており、
眼輪筋が硬くなると、目の奥〜こめかみ〜頭部全体の血流が滞りやすくなります。
その結果、目の奥の鈍い痛み、頭の重さ、集中力の低下を引き起こすのです。
特にデスクワークでは、
- 画面の凝視で瞬きが1/3に減る
- エアコンで乾燥し、眼表面の血流も低下
- 表情を動かさないことで顔の筋肉も硬直
といった要因が重なり、疲労が蓄積します。
🔸 セルフケアポイント:眼輪筋リリース
- 目を閉じ、まぶたの上をやさしく円を描くようにマッサージ。
- 目尻→こめかみ→眉頭→目の下の順に軽く押す。
- 最後に両手のひらで目を覆い、深呼吸を3回。
→ これだけで目の周りの血流が改善し、
「視界が明るい」「目が開きやすい」と感じる方も多いです。
💡豆知識:瞬きのリズムで目を守る
1分間に15〜20回の瞬きが理想ですが、集中時は5回以下に減ります。
1分に1回、意識してまばたきを増やすだけでも眼輪筋の緊張が和らぎます。
👀 自宅・職場でできる3つのセルフケア
① 目まわり温め+深呼吸
- 蒸しタオルを電子レンジで30秒ほど温め、目の上に乗せる
- 鼻から3秒吸って、口から6秒吐く
- 3〜5回繰り返す
→ 目の奥の血流が改善し、副交感神経が働きやすくなります。
寝る前や休憩中にもおすすめ。
② 後頭下筋群のセルフリリース
- テニスボールまたは指の腹で、頭と首の境目を軽く押さえる
- 「気持ちいい」と感じる強さで20〜30秒キープ
- 呼吸に合わせて、ゆっくり首を左右に倒す
→ 首の奥の緊張がゆるむと、頭の重さや目の奥の痛みが和らぎます。
③ 姿勢リセット(胸を開く)
- 両手を後ろで組み、軽く胸を開く
- 肩甲骨を寄せるイメージで10秒キープ
- 呼吸を止めずに3セット
→ 長時間のデスクワークで前に丸まった姿勢をリセット。
首〜背中の血流が戻りやすくなります。
🩺 やすまる鍼灸整骨院のアプローチ
やすまるでは、目の疲れや頭痛を「首や肩だけの問題」とは見ません。
- 後頭部〜背骨〜肋骨の動きを整え、呼吸を深くする
- 頭部や顔まわりの筋膜リリースで、眼輪筋・側頭筋をやさしくゆるめる
- 自律神経のバランスを整える鍼施術
施術後は「頭がスッキリした」「目が開きやすくなった」と話される方が多く、
デスクワークを続けながらも再発しにくい体づくりを目指します。
✨ まとめ
眼精疲労性頭痛は、目の使いすぎだけでなく、
眼輪筋の硬さ・首の緊張・血流の滞りが複合的に関係しています。
1日1〜2分のケアでも、目と頭の循環が変わります。
「目が疲れたな」と感じたら、まぶたの下をやさしくほぐして深呼吸。
それだけで、体も気持ちも軽くなります。
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📍豊中駅すぐ/やすまる鍼灸整骨院
目・頭・首をつなぐ全体のバランスを整え、眼精疲労を根本から改善します。