ひざの痛み

ひざはまっすぐ使っていると痛めることは少ないのですが、『ねじれ』に凄く弱いのが特徴です。
ひざを支えている靭帯（側腹靭帯、膝蓋腱）は非常に強力に出来ていて、運動や子育てなどで少し負担が多くなっても痛めることはありません。
しかし股関節が硬くなり上手に使えない状態では、ひざがねじれたまま日常生活を過ごすことになるため、ひざが痛くなりやすい状態なのです。
運動をしていない場合、股関節を大きくことが減り、知らない間にカラダが硬くなっています。この場合は股関節を緩めて上手に使えるようにするとすぐにひざの痛みは改善します。

また足首が硬くてひざの負担が多くなっている方もいます。
床の荷物を取るような動作を繰り返してひざに痛みが出ている場合、足首の硬さが原因かもしれません。
ふくらはぎとスネ側の筋肉の両方を普段から緩めておくことで、ひざの痛みを予防することが可能です。

※間違った足の使い方をしていると年齢を重ねた時に『変形性膝関節症』となり、ひざが変形してしまい、戻らなくなってしまいます。
※ひざの軟骨（半月板）は年月を経て摩耗していくので、年齢を重ねると膝の痛みを訴える人が増えます。半月板を痛めている場合は、ちょうど関節の部分（特に内側）に痛みを感じます。整形外科でレントゲンを撮ってもらい、骨に問題がなければ筋肉か靭帯に対して施術が必要です。